
SIMPLENOTE盛岡南スタジオです。
近年、石炭、石油、天然ガスといった
化石燃料の使用増加にともなって、
二酸化炭素の排出が急速に増加してきました。
この結果、
地球上の余剰熱エネルギーが加速的に増加し、
海がその熱をひたすら吸収し続け、
海水温の大幅な上昇を引き起こしている
と言われているのですが、
これが、大型台風の発生や台風頻度の増加、
そして様々な異常気象の発生原因となっています


さて、今回は、
温室効果ガス(二酸化炭素)を
出来るだけ出さないようにするためには、
どのような家づくりをすべきなのか?
について考えていきたいと思います。

断熱性能を高める
二酸化炭素の排出を抑えるために、
国が全ての住宅会社に標準化を求めていることは、
断熱性能を高めることです

断熱性能を高くすれば、
その分外気の影響を受けにくくなり、
冷暖房の使用を減らすことが出来るからです。
そして、これを大前提とした上で、
弊社が推奨している考え方が、
出来るだけ家を小さくする
いうことです。
家の面積を小さくすることが出来れば、
それに連動して体積も減り、
冷暖房ロスを減らすことが出来るからです。
とはいえ、家を小さくしたことで、
使いやすさや住みやすさを
損ねてしまったらダメなので、
いらないところだけを削らなければいけません。
例えば「廊下」です。
ただ通るだけのスペースだし、
廊下があることで空気を遮断してしまうからですあせあせ(飛び散る汗)
また、土地にゆとりがあるのに
2階建てを建てるのも、
廊下が多く出来る原因となるので、
敷地にゆとりがあるなら、
基本的に平屋にすべきです。
窓と壁のバランス
さらに、窓の数も
出来るだけ減らすべきです。
単純に、窓は断熱材が入った壁よりも、
断熱性能が低いからです。
窓が減り、逆に壁が増えれば、
その分、耐震性も高くなるというメリットもあるし、
収納に至っては窓が減って壁が増えた方が、
より多くの棚を設置することが出来ますからね

もちろん窓の数を減らしたことによって、
家の中が暗くなってしまったのでは、
全く意味がないので、
そうならない工夫も必要なんですけどね。
太陽光発電を設置する
太陽光発電を設置し、
自家発電によって電気をまかなうことも
これからは必要不可欠です。
電気の大半は、
最も二酸化炭素を排出する
火力発電によってつくられているからです。
最近は、太陽光発電を
初期費用ゼロで設置することも出来るし、
10年後は電気代が
上がっている可能性が高いため、
電気を買わないようにすることが、
経済的なメリットにつながります

いかがですか?
地球温暖化と聞くと、
他人事のように感じてしまうのですが、
安全に暮らしていくことが出来る未来をつくるためには、
1人1人がこの対策をしなくてはいけません。
そんなこんなで、
環境に配慮した家づくりをすれば、
それが結果的に、
より経済的で快適な住まいへの後押しとなるので、
ぜひ、脱炭素も意識しながら
住まいづくりをしてもらえたらと思います。
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