2023年02月13日

家づくりの3つの基本

こんにちは手(パー)
SIMPLENOTE盛岡南スタジオです雪


外構工事にかかるコストは、
建てる家や土地の状況によって
大きく異なるのですが、
その相関関係をよく理解してないまま
家づくりを進めてしまうと、
終盤で家づくりの予算が
大きく狂ってしまうことになります。

では今回は、
外構工事の予算を大きく狂わさないために
知っておくべき3つのコトについて
お伝えしていきたいと思います手(グー)

どれも言われてみると
「まー、確かにそうですよねー」ってことなんですが、
案外みんな気が付いてなくて
この3つを原因に工事費用がかさんでしまっているので、
ぜひこの機会に知っておいてください!

E794BBE5838F3.jpg

︎土地は広くしない!

当たり前のことですが、
土地を広くすればするほど、
外溝工事は高くなります。

ですが、いざ土地を探し出すと、
更地の状態の土地は狭く感じてしまうがゆえに、
土地を広げようとしてしまいます。

また、田んぼや畑を造成する場合は、
「せっかくなので広めにしておこう!」となりやすく、
意味なくだだっ広い土地をつくってしまいがちです。

結果、工事面積が広がり、
想定以上の工事見積もりが出てきて、
後からビックリがく〜(落胆した顔)ってことになるわけです。

︎土地に合わせて家を建てる!

土地を広げ過ぎると
外構工事面積が広がるのと同じように、
土地に余白をつくり過ぎるのも、
外構工事面積が広がる原因となります。

例えば、土地面積が60坪もあれば
充分平屋を建てることが出来るのですが、
多くの方が当たり前のように、
この広さの土地に
総二階建ての家を建てようとします。

もし、30坪の平屋を建てれば、
外構工事面積は残りの30坪だけで済むのに、
ここに上下15坪ずつの2階建てを建ててしまったら、
さらに15坪分外構工事面積が増えることになりますよね?

もっと酷いのは、
平屋を建ててもまだ余り過ぎるぐらい
広い土地であるにもかかわらず、
総二階建ての家を提案することですふらふら

おそらく、これはそうした方が
家のコストが安くなるから
そういう提案をしているのだと思いますが、
そうすることによって、
安くなった家のコスト以上に
外構工事のコストがかかってしまうとしたら、
それって全く意味がないって思いません?

︎家と外構は必ずセットで考える!

最後に覚えておいて
いただきたいことがこれです。

例えば、弊社のお家は見た目がオシャレなので、
庭に華美な装飾を加える必要もなければ、
防犯性とプライバシー性に配慮した住まいになっているので、
目隠しや塀や植栽などをする必要もありませんぴかぴか(新しい)

結果、最低限の外構工事だけしておけばいいので、
工事費用も最小限に抑えられます。

他方、失礼な言い方にはなりますが、
見た目がオシャレじゃないお家は、
庭に装飾を施すことによって、
それをカバーしないといけません。

また同時に、
防犯性とプライバシーが担保されていないお家は、
目隠しや塀や植栽などによって、
そのどちらも補ってあげないといけません。

外構工事のコストは、
建てる家によっても違ってくるということも
建てる前に覚えておいていただければと思います。

いかがでしたか?

この3つを意識しながら
家づくりを進めていただければ、
家づくりの終盤に行う
外構工事の予算が大幅に狂うことは
まずなくなると思います。

結果、資金計画で決めた
予算から大きく懸け離れることなく
家づくりをやり遂げることが出来、
スッキリした気持ちで後々暮らしていくことが出来ますわーい(嬉しい顔)

これから家づくりをするあなたは、
この3つの基本に従って
家づくりを進めていただければと思います。

SIMPLENOTE盛岡南スタジオでは
土地探しのお手伝いもさせていただきます!
家づくりを考え始めたばかりという方も
ぜひ一度ご相談くださいるんるん
お問合せはこちらメール

posted by SN at 17:43| Comment(0) | 日記

2023年02月06日

理想の予算とその実現方法

こんにちは!
SIMPLENOTE盛岡南スタジオですわーい(嬉しい顔)

F-1E6A798E982B8E380801-10.jpg

今や共働きはごく当たり前となっていますが、
共働きであることを前提としても、
毎月のローン返済額は
ご主人の手取りの30%以内で抑えるべきだ
というのが個人的な考え方です。

仮に手取りが
30万円だとしたら9万円以内、
25万円だとしたら7.5万円以内、
20万円だとしたら6万円以内、
といった感じですね。

理由は、家という資産を持った以上、
資産を維持するためにはそれなりの費用がかかるため
その時に備えてコツコツと貯めていかないといけないし、
子供たちの進学の費用も
コツコツと貯蓄していかないといけないし、
働き続けるために自分への投資も怠ってはいけないし、
豊かな老後を過ごすために
長期積立投資もしていかないといけないから。

そして、旅をしたり遊びに行くなど
非日常を体験するためには、
まとまった資金が必要になってくるから。

つまり、こういった費用に
おそらく奥さんの給料の大部分が
消えていくことになる可能性が高いから、
出来るだけご主人の収入の範囲内で
家づくりをした方がいいというわけですね手(グー)



とはいえ、そんな想いとは裏腹に、
無情にも建築コストは大幅に上がってしまったので、
これから家を建てる人は、
これまでの常識を一掃しなければ、
この作戦を実現するのが難しいのではないでしょうかふらふら

例えば、ご主人の手取りが25万円だとしたら、
あなたが設定すべき毎月のローン返済額は
7.5万円以内ということになりますが、
仮に35年返済でローンを組み、
1%の固定金利を選択したとしたら、
借り入れ出来る額は2650万円となります。

そして、これに自己資金を合わせた額が、
あなたが家づくりに掛けていい金額となります。
つまり、貯金の一部と親からの援助を
足した金額が300万円だとしたら、
合計2950万円が総予算というわけですね。

では、土地と家と庭以外に250万円かかるとしたら、
あなたは残りの2700万円で
いったいどのような選択をすべきなのでしょうか。

土地がない場合、どこで買うべきなのでしょうか。
どれくらいの予算を土地に掛けるべきなのでしょうか。
そもそも土地を買わず、
実家の余った土地に建てさせてもらうべきなのでしょうか。

まずは、ここから夫婦で話し合って
よく考えて決断しなければいけません。

この場合、個人的には土地を買うとしたら、
土地の予算を500万円以内に抑えるべきだと思います。
そして、庭に50万円家に2150万円
という予算設定をします。

理由は、子育て世代の家族が
不便なく暮らしていくための家を建てようと思えば、
家にはこれくらいの予算が必要だからです。

とはいえ、この予算で建てられるお家は、
周りの人に比べて大きなお家ではありません。
むしろ面積だけを聞くと「えっ?」と驚く広さでしょう。
周りの人よりも部屋数も少なくなるでしょうし、
一つ一つの部屋も少しずつコンパクトになるでしょう。

ゆえ、あなたが家に多くを望むのだとしたら、
土地は買わず実家に余っている土地に建てる
という選択肢をオススメします。

そうすれば、土地を買うよりも
土地に掛ける予算を抑えることが出来、
もっと家の予算を増やすことが出来ますからねひらめき

︎最悪の選択肢とその理由

家づくりをする上で
最も取って欲しくない行動は、
予算の枠を大幅に超えてしまうような
土地を買おうとしたり、家を建てようとすることですたらーっ(汗)

もちろん、共働きであれば
土地と家の予算を両方増やしたとしても、
ローンも組めるし、
たちどころに返済が苦しくなるわけでもないと思います。

しかし、その上がった予算を
奥さんの収入から補填するとなれば、
必然的に先程申し上げた費用のどれかを
削らなければいけなくなります。

500万円予算が上がったら毎月1.5万円分、
1000万円予算が上がったとしたら毎月3万円分、
何かを削らないといけないというわけですねあせあせ(飛び散る汗)


なので、先行きが不透明な
これからの時代に備えていくためにも、
まずは家づくりの予算を
ご主人の収入だけでやっていけるくらいに設定すること、
そしてその予算の中で、どんな家づくりが出来るかを
自らの選択肢と照らし合わせて、
これまでの常識や周りの意見に振り回されることなく
冷静にじっくりと考えてみていただければと思います。


無駄のないデザインで、低コストを実現
SIMPLENOTEのお家が気になった方はこちらをクリック
posted by SN at 13:23| Comment(0) | 日記

2023年01月16日

不動産屋と建築屋の領域


こんにちは!
SIMPLENOTE盛岡南スタジオです家

2023年スタートしましたねexclamation
今年はマイホームが欲しいなと考えている方は
ぜひこのブログで家づくりについて勉強してみてくださいわーい(嬉しい顔)

FLAT (外観).jpg

土地を決める時は、
自分たちだけで判断すべきでもなければ、
不動産屋さんに相談すべきでもありません。

というのも、あなたも不動産屋さんも
建築のプロではないため、
その土地が予算的にも建築的にも
いい土地かどうかがハッキリと分からないからです。

つまり、土地の良し悪しは、
建築とセットで考えないといけないというわけですね。

ということで、
今回は家づくりをするにあたって
まずはじめに考える『土地選び』についてお伝えしていきたいと思いますexclamation


では、建築会社に相談しないまま
土地を決めてしまった場合、
一体どういうことが起こってしまうのか、
具体的にお伝えしていきたいと思います。

︎無茶苦茶予算オーバーする!?


まず、一番みんながやってしまう失敗が、
土地にお金を使い過ぎてしまうことですどんっ(衝撃)
結果、肝心要の建築の予算が減り、
あなた自身も困るし建てる側の建築会社も困ります。
あるいは、建築コストも抑えなかったとしたら
住宅ローンにそのしわ寄せが来てしまいます。

ゆえ、家を建てることを決めた時、
真っ先に不動産屋に行くのではなく、
その前に建築会社に行って、
土地にかける予算がいくらなのか
試算してもらった上で、土地探しを始めてもらえたらと思います。

この流れで土地探しを始めた場合、
もしかしたらあなたが望んでいるような土地を
買うことが出来なくなるかもしれません。
一般的にいい土地だと言われている
「南向きの土地」や「形がいい土地」などです。

しかし、設計とは、
『土地が抱える問題を解決する手段』です。

言い換えると、家は土地の環境に合わせて
間取りや外観をつくっていくものであるため、
たとえ日当たりが悪そうな土地だとしても、
設計次第で明るくて開放的な家をつくることも出来れば、
たとえ形が悪い土地だとしても、
土地に合わせて設計さえ出来れば
とっても住みやすい家をつくることも出来るということですぴかぴか(新しい)

なので、土地を選ぶ時は、
必ず建築屋さんに土地を見てもらい、
土地の良し悪しをアドバイスしてもらってください。
これが予算に支障を生じさせない最良の方法です手(チョキ)

︎予期せぬ費用が発生するリスクがある!?

続いて起こりがちなことが、
『そんなの聞いてなかったよ・・・』的な
予期せぬ出来事が発生してしまうことですたらーっ(汗)

例えば、土地の値段が安かったとしても
境界が不明解な場合、
境界確定をしないといけないのですが、
契約上その費用負担を
あなたがしなければいけないとしたら、
予期せぬ出費に頭を悩ませることになるかもしれません。

あるいは、水道が引き込まれておらず、
その工事費用が別で必要だと分かっていたとしても、
前の道路にも水道がなかった場合、
途方もない費用が発生してしまい、
予期せぬ出費に頭を悩ませることになるかもしれません。


なので、そんな事態を招かないためにも
先に建築会社を決定しておくことをオススメしていますひらめき
理由は、任せてくれるかどうか分からない状態では、
建築会社もこういった土地に関しての
細かい調査をしてくれる専門業者さんに
仕事(調査)を依頼しにくいからですあせあせ(飛び散る汗)

建築を任せてくれることが決定していれば、
きっと具体的なプランに入る前に綿密に土地について調査し、
その費用も考慮した上で建築予算を導き出してくれるでしょうし、
その予算に合わせた聞き取りやプラン提案をしてくれるはずでするんるん

とにかく、家づくりで大事な予算で失敗しないためにも、
土地と建物を分離して考えないこと、
そして、建築会社に土地を見てもらっていない状態で、
土地を決定しないようにしていただけたらと思います。


・SIMPLENOTEのお家が気になるという方
・家づくりを考え始めた方
・土地探しに難航している方    

ぜひ一度SIMPLENOTE盛岡南スタジオにご相談くださいわーい(嬉しい顔)
お問い合わせはこちら

posted by SN at 09:51| Comment(0) | 日記